Techno Centre News - Back Number

 このページは月2回株主様などにお送りしております「テクノセンターニュース」全文です。

テクノセンターニュース 第61号(2004年4月5日発行)

 CEPA(経済貿易緊密化協定)が今年 1 月 1 日に施行されてから 3ヶ月。先月17日、香港貿易発展局 (TDC) により「CEPA ビジネスサービスセンター」が湾仔のコンベンション&エキシビションセンター内に開設されました。中国本土各地の資料が閲覧できる他、各都市から専門の係官が招かれ、本土投資に興味を示す香港企業に対し積極的な情報提供が行われたとのこと。
 本記事に関するご質問・ご要望など、ぜひ最終ページ記載の連絡先まで、お気軽にお寄せください。また皆さまのアイデア、ご感想もお待ちしております。

2004年4月5日
スタッフ一同

トピックNo.1:湖南江南工業大学学生来社(リクルート)

 今年2月29日より3月4日まで、安徽省及び湖南省に新卒学生リクルートツアーに出掛けましたが、その際に採用しました湖南江南工業大学学生65名のうち、34名が第一期来社組として、3月31日朝にTNC来社、午後より各社にて出勤を開始致しました。残りの江南工業学生学生、及び湘潭大学、合肥工業大学の学生は、6月中に来社の予定をしております。

<TNC 斉藤>

 

コラム O.T.G尚先生の中国語一言講座

(※毎月5日発行号:現場で使う中国語、20日発行号:事務所で使う中国語掲載)

マーザイ  ヨウレンチャオ
馬仔, 有人找。

日本語訳:馬さん、誰かが探していますよ。


<中国語教室提供>

 

コラム 第11回肇英グループ・テクノセンターQCC 発表大会

 3月27日、A地区に新しく建設されました6号棟(テクノセンター新事務所棟)の5階大ホールにて、第11回肇英G・TNCQCC大会を開催。大会には、約10組ほどのQCグループが出場、日頃の活動成果を競いました。各組素晴らしい発表が行われましたが、最後は、輝日金型のグループが第1位、第2位及び第3位は、偉力工業グループに決定致しました。


O.T.G.グループ発表


偉力工業グループ発表

<TNC 斉藤>


トピックNo.2:『テクノセンター内とご近所工場訪問記』

 広東省深市龍華鎮に日系大手向けの金型工場が健闘している。
 納入先が日系企業であるなどの関係から、経営者は中国人だが(テクノセンター進出企業の多くのように)、香港に全運(香港)実業有限公司を設立。その委託加工工場として、広東省深市で稼動した全運模具塑膠廠。稼動させてからまだ1年に満たないが、広東省の日系大手企業向けに、年100基の新しい金型の設計から行っている。
 経営者は1968年9月生まれ、 30 代の黄国栄(フアン・グオロン)総経理。
 黄さんは湖南省衡陽(ホンヤン)市の農家の出身で、湖南大学では機械を専攻、12年前に深に来て日系金型であるヤマダ電器の深市福永にある合弁工場で、フライス加工など工作機械のオペレータとして働き、その後、深市沙井の電合精密、ついで布吉の丸山成形という日系企業で働きながら金型設計を行うなど、広東省の日系企業で働きながら日本式金型生産をモノにしてきた。
 黄さん兄弟は4 人で、次男の兄は上海で医師、黄さんは3男にあたる。同社には6人の女性が金型磨きを行っているが、黄さんの実妹も深市福永のエンプラスという日系金型で金型磨きをしており、兄は沙井の中国ローカルのプラスチック金型で働いている。兄弟4人の内で、実に3人が広東省で金型を作る工場で働いている。
 「全運模具」という社名は「金型製造で運が開けるように」と黄さんが名づけた。深に進出したのは、広東省は広くて恵州、広州、東莞などの顧客と高速道路で結ばれる交通の便を考えて、その中心地であるこの地に進出したもの。龍華鎮の大浪村が開発した新圍第2工業区6棟1楼にある工場の周りは、まだまだ新ビル工場の建設ラッシュの状態にある。黄さんは2003年7月にこの工場を見学し、翌8月28日には工場をスタートしているというスピードで工場を立ち上げた。工場は2直で約50人の従業員で1か月に約20型、年100型以上が当面の目標。
 黄さんは、「すべての金型が日本の大手企業で、そこの厳しい審査にも合格する、日本企業と同品質の金型を生産しています。当社では広東省に来ている日系金型会社の価格に比べ 3割引です」と断言。
 「品質を最も重視する」経営姿勢から、操業してまだ半年であるにも関わらず、広東省のソニー、エプソン、キヤノン、フジゼロックス、オムロンなどと日系企業の有力顧客を確保、「台湾の注文もあるが安いのでやりたくない。韓国はない」とのこと。近くのテクノセンターに進出しているテスラムさん向けにインサート金型も生産している。また上海からもプレス金型を受注した。「上海は高い上に、品質上での問題があるので当社に来るのでしょう」と黄さん。
 金型材料には大同特殊鋼、日立金属といった日本製を使うことが多く、放電加工機はソディックと三菱電機の機械を導入し、CAD/CAM(コンピュータ支援設計・製造)はプロE、UG、オートCADを導入している。現在の金型精度は5ミクロンだが、近く3ミクロンに高めるという。
 黄さんは、地元の税務署との話しあいで、税金は月5千元で「これは納得できる額」として納税している。
 黄さんが以前働いていた広東省布吉に家族と住み、車で30分ほどで工場に通っている。奥さんとの間に4歳の子供がいる。日本に行ったことは無いが、「日本のラーメンは美味しい。でもマグロの刺身は気持ち悪い」と黄さん。


黄国栄 総経理


全運模具塑膠 工場前

<アジア・ジャーナリスト 松田健>


テクノセンター見学者(2004年3月1日-2004年3月15日)

訪問日 会社名 氏名及び役職(敬称略) 人員数
04.03.05(金) 株式会社千葉精密 丘村猛取締役・製造部長
3名
増子純製造部組立課係長(他)1名
04.03.06(土) 第一物産株式会社 横井典子取締役社長(他)2名
4名
株式会社グリーンテック 和田衛代表取締役
04.03.08(月) ヒーテック販売株式会社 小柴慧次郎代表取締役社長(他)1名
2名
04.03.11(木) 岸本産業(香港)有限公司 渡邊宏社長
1名
株式会社宮嶋 宮嶋勝太郎代表取締役(他)2名
3名
04.03.12(金) 信越夏寧斯(香港)有限公司 羽場宏董事長
6名
リコー三愛サービス株式会社 田中和教クリエイト事業部営業課担当課長代理
有限公司ビーワイエス 馬場厚志コーディネーター(他)3名
株式会社トライテック 奥野修代表取締役(他)2名
4名
京都銀行 丸山寛香港駐在員事務所所長
04.03.15(月) RUSSIANFEDERATION KHABAROVSKTERRITORY GOVERNMENT Vladimir V. KUCHUK Advisor to the Governor on international affairs (他)5名
6名
総計29名様


観瀾テクノセンター工場空き状況(2004年3月現在)

工場棟 面積 入居可能時期
A地区
(1) 宝麗A棟3階 1,000m2 随時
(2) 宝麗A棟4階 1,100m2 随時
(3) 宝麗B棟 600m2 随時
(4) 5号棟1階/平屋 750m2 随時
(5) 6号棟1階/平屋 340m2 随時
(6) 7号棟B1階/平屋 336m2 随時
B地区
(1) 1号棟3階 2,600m2 随時
(2) 1号棟4階 273.5m2 随時
(3) 1号棟5階 430m2 随時
(4) 5号棟5階 1,400m2 予約済
(5) 6号棟5階 2,200m2 随時
C地区
(1) 1号棟2階 1,200m2 随時
(2) 1号棟3階 1,200m2 随時
(3) 3号棟2階 1,500m2 随時
(4) 3号棟3階 260m2 随時
(5) 3号棟3階 370m2 随時
D地区
(1) D地区工場棟/平屋 1,000m2 2004年5月以降
※A地区=2.5TNC,B地区=3.0TNC,C地区=企坪村工場,D地区=PW新工場棟。


コラム 食は香港に在り

(前号続き…)
 その後、鳥料理、肉料理、となるが大体料理が多すぎスキップすることになる。唯一欠かせないのは野菜の料理。シーズンによって色々な野菜が食べられるが、エンドウの若芽の豆苗、真中に穴のあいた通菜、菜の花に似た菜心など、その時期に合った野菜をこれも先ほどの上湯を使って煮込んだ料理が美味しい。
 まだ少し腹に入りそうなら麺類かご飯類になるが、ここは楊州炒飯で締めくくろう。さっぱりとした味でこれぞ焼き飯の代表作。中に入っている海老とチャシュウ(焼き豚)の味と香りがアクセントになっている。少々腹がふくれていても十分入ってしまう。
 最後のデザートが又素晴らしい。これも浅野ゆう子嬢のご推薦だが、ここのマンゴプリンは非常に美味しい。シャンペングラスに盛り付けされており、マンゴの甘い味と香りがそのままプリンにとじこめられており、絶対に満足できる一品。マンゴの嫌いな方には西米露(サイマイロ)と言う白いココナッツミルク入りのタピオカをお勧めしたい。口の中がさっぱりして、これで本日の食事は終わりというフィナーレにふさわしい。
 グルメの皆様も、すべての料理がジノリの食器でサーブされ、見た目も綺麗で、味も美味しく、百万ドルの夜景をみながら、本当に美味しいものを食べたと云う満足感に浸り、気分も昂揚するに違いない。しかしここで気を許さず最後の関門、請求書のチェックを怠り無く。一流店でも、水増し請求がよくあるので、充分に気を付ける必要がある。請求書には10%のサービス料が入っているが、それ以外にチップとして少々払うのをお忘れなく。
 香港には一流店が数多くあり、この“港湾一号”はほんの一例。リージェントホテルにある“麗晶軒”、パシフィック・プレイスにある“金葉庭”、辛い料理がお好きならエクスチェンジ・スクエヤーにある“洞庭楼”、超高級料理の“福臨門”、“新同楽”、などなどいくらでもある。しかし一流店でなくても、味が良くしかも値段が安い所もいろいろあり、まさに食は香港に在りである。
 但し、香港のレストランの競争は激しく、料理長の引き抜き等は日常茶飯事で、味が変わってしまっている場合もあり、何時も同じレベルを維持しているとは限らない点を付言しておきたい。
 さあ皆さん、香港での高級一流店で食は香港にありを実感しましよう。
(完)

 長い間私のコラムをご愛読いただき有難うございました。今回が最終回となります。最後は香港の楽しい食の話で終わりましたが、偶にはリフレッシュに美味しい食事を楽しんで下さい。皆様のご健康をお祈り申し上げます。

<テクノセンター神谷の連載記事>





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